2025.4/24

当医院の目指す包括歯科臨床とは。。。

**包括歯科臨床(Comprehensive Dental Care)**とは、単に虫歯や歯周病を治療するのではなく、口腔全体の機能・審美・予防・全身との関係性までを総合的に診る歯科医療のアプローチです。患者一人ひとりのライフステージや健康状態に合わせて、必要な診査・診断・治療・メインテナンスを統合的に行います。


【包括歯科臨床の柱】

1. 全顎的診査・診断

  • 歯・歯周組織・咬合・顎関節・粘膜・筋肉・舌・習癖などを総合的にチェック
  • セファロ、CT、口腔内スキャナーなどによる三次元的な診断

2. 多職種連携・学際的治療

  • 補綴・保存・矯正・外科・口腔内科・小児歯科などの専門性を統合
  • 医科(糖尿病、呼吸器、整形、耳鼻科など)との連携

3. 機能・審美・予防のバランス

  • 噛む・飲み込む・話す・見た目をトータルで改善
  • 予防を軸に、治療から再発防止まで一貫管理

4. 患者中心のケア

  • ライフスタイル、価値観、社会背景を考慮した個別対応
  • インフォームドコンセントとチーム医療の徹底

【主な治療領域の関係性】

  • う蝕・歯周病治療 → 口腔環境の健全化
  • 矯正治療 → 咬合と顎位の最適化
  • 補綴(義歯・クラウン) → 咀嚼・審美機能の再建
  • インプラント → 歯の喪失に対する機能回復
  • 顎関節・咀嚼筋管理 → 下顎位と全身の調和
  • 口腔機能発達支援/回復支援 → 小児〜高齢者まで対応

【包括歯科臨床がもたらすメリット】

  • 再発しない長期安定した治療
  • 咬合崩壊や全身疾患との関連を未然に防ぐ
  • 審美と機能を両立した健康的な生活支援
  • 患者のQOL(生活の質)向上

【こんな患者さんに最適】

  • 「治療してもまた悪くなる」
  • 「あちこち気になるけど、何から始めていいかわからない」
  • 「入れ歯や被せ物が合わない」
  • 「顎が痛い、肩こりや頭痛がある」
  • 「歯を守りながら健康でいたい」