❶キットを準備する
❷ワックス(味のしないガムのようなもの)を1分間噛んでもらう
❸ミュータンス菌を採取する(デントカルトSMを使用)
❹ワックスを5分間噛んでもらい、唾液の量をはかる
検査の内容は、だ液を5分間コップに吐き出すだけです
❺唾液緩衝能を調べる(デントバフストリップを使用)
❻ラクトバチラス菌を採取する(デントカルトLBを使用)
❼定温器に保存
さて、過去2回にわたる
1、だ液検査とは?
2、どんなことをするの?
第3回目は、結果はどう出るの?
採取した唾液中に含まれたむし歯菌を培養して実際に見ていただきます
ミュータンス菌の量
ラクトバチラスの量
また、
・唾液がどのくらいの力を持っているか
・食生活習慣
・フッ素の使用回数 を調べます
だ液検査は、 “実施してリスクを評価して終わり” ではありません。
そもそもの目的は、
検査で把握できた情報をもとに、
「なぜむし歯になってしまうのか」
「本当の原因は何なのか」
「予防するには何をすればいいか」
を導き出すこと。
そして、
患者さんに二度とむし歯にならない人生を送ってもらうことにあります。
それを実現するためのツールが
『カリオグラム』
スウェーデン王立マルメ大学
う蝕予防学教室の故・ブラッタール教授と グンネル・ペターソン博士が開発した、
患者さん説明用ソフトです。
一人ひとり異なるむし歯の原因と効果的な予防プログラムを、
わかりやすいビジュアルで示してくれるので、
「何がむし歯の原因だったのか」
「何をすればいいのか」 を患者さんと一緒に考えることができます。
引用 デントカルトホームページより
このようなソフトを用い、一人一人の虫歯リスクに備え 一人一人にあったむし歯予防法を提供していきます。