久しぶりに全員集合 ミーティング内容は、資料作成の持ちまわり。
受付〜挨拶、
電話応対
衛生士〜チェアーサイドのマニュアル
歯周基本治療のマニュアル
各種メインテナンスシステム
以前に作ったことのあるマニュアルが散在し、
まとまっていないこともあり
情報のアップグレードや各々の知識の整理を行うために
院内にある山のようにある大量の各種資料の整理を行うこととなった。
コミュニケーションの大事な要素として
マインド(心・知識)・テクニック(技術)・スキル(技能)がある
コミュニケーションに限らず全ての事柄について重要な要素だと思う。
私は、まず徹底してマインドの部分に触れることを心がけている。
それを誠実と思いやりを基に。
しかし誠実な思いと、思いやりの思いは時には相反するように感じる。
時に悩み、時に苦しむ
それを我慢という言葉で表現してしまうのには早計であるように感じる。
我慢は、我慢なので忍耐と呼ぶのであろうか。
ちょっと調べてみた。
我慢・・・それは、目的も何もない。嫌なことをしぶしぶ受け入れる行為。
忍耐・・・大義を持って、何かの目的のために耐え忍ぶこと。嫌なことが起こった際、どんな状況でも自分の心をプラスの状態に保つ力。
ウンウン ソアビル歯科医院のフタッフは、忍耐力があるなあ。
って感じました。
我慢と忍耐の違いがよくわかるHP https://towatowa.net/nintai-gaman/
目の前にある虫歯に苦しむ患者。
我慢した、それとも忍耐なのか?
本来であれば、苦しい姿を見れば助けたい気持ちが出る。
しかし、よく考えてみると 甘いものの欲望にかられ、歯を磨く生活習慣を怠り招いた疾病に同情の余地はあるのだろうかとい
う意見もある。
しかし、その苦しみから解放され、どんな思いでいたのか?
薄々気づいていた問題に直面する時に
人はこのままじゃダメだなんだと気づかされることがある。
どちらにしても、
我慢した 忍耐だった
この現実を 私たちは心から受け止めること
いわゆる承認が人を変えるのである。
いわゆるテクニックなのだが、
そこに心があるかどうかが非常に大きいと感じる。
また、そのマインドを持ってテクニックを適切なタイミングで行うことがスキルであると思える。
前回は、歯周治療におけるマインドのチェックリスト
今回は、歯科一般診療におけるマインド・テクニックのチェックリストだ
これらを総合して患者さんに応用するスキルを身につけるのには およそ10年の歳月を要する内容です。
先日、咬合療法アドヴァンスセミナーで筒井先生が言っていた
「院内のシステムを作るのには、10年かかるわよ。」
よ〜く、わかりました。
今、院内の下地作り10年計画の真っ最中
歯周病対策におおよそ10年
虫歯対策に乗り出したのはまだ3年ほど、
院内におけるスタッフで咬合療法に取り組み始めたのは、つい最近
口腔内写真を撮影をとり始めたのは2008年
初診カウンセリングに出会ったのが2010年
スタッフ教育に専念し始めたのは 2011年
デンタル10枚法を取り入れたのは2013年
ソアビル歯科理念を作成したのが 2016年
それぞれ浸透し根付くまでにおおよそ10年の歳月を要する
以下の内容を、理解し、身につけ、後輩に指導できるようになるまで10年はかかるであろう
子供でいうと、親離れ子離れの小学校3、4年生だ。
9〜10歳になり、ようやく自分のことは自分でできる年齢だ。
継続することの重要性はこういうところで実感する。
積み重ね、積み重ねて振り返ってみると、
ああ、
ようやくここまで来たんだと
気がついたらここまで来たんだなあ、
と 。
当医院に衛生士スタッフに求められる項目は以下の通り
医療面接・・・主訴の聞き取り,情報の記録,歯科医師への伝達
歯周病検査・・・PPD、BoP、動揺度、プラークスコアなどをエラー無く検査できる
口腔内写真撮影・・・規格性のある口腔内写真撮影ができる
X線写真の位置づけ・・・規格性のある位置づけをする事ができる
治療計画の立案・・・検査結果やX線の読み取りができ,歯科衛生士による治療計画を立案できる
患者さんに応じたモチベーション・・・治療計画の説明、患者さん自身も治療に協力してもらう必要は有る事を説明し,納得してもらう
患者さんに応じたTBI・・・口腔内の状態、年齢,性格などに応じ必要なブラッシング指導ができる
歯肉縁上スケーリング・・・歯肉縁上の歯石を除去できる
SRP・・・SRPにより歯周病の改善が可能な部位を判断し,精度の高いSRPができる
PMTC・・・患者さんにとって快適で,効率の良いバイオフィルム除去ができる
術後の説明・・・処置に応じて,術後に起こりうる不具合の説明や注意点を説明できる
メインテナンスの必要性の説明・・・メインテナンスの重要性を理解し,また患者さんに必要性を説明し理解してもらえる
行動指針を細分化し、具体的にどのようなことを心がけているかを現しました
ソアビル歯科医院の行動指針
・患者様の病状を正直にお伝えし、最善な医療を提供します
私たちは、患者さんの口の健康を第一に考えています。不幸にも虫歯や、歯周病にかかってしまったり噛み合わせの不具合により問題を引き起こしていると判断した場合には、正確な検査結果を基に現在の状況を診断しています。現在の病状をできる限り正確に把握し、患者様にできる限りわかりやすくお伝えします。病状を回復できるよう今できる最大限の治療を行い、患者さんにとって最善な医療を提供します。
・ご案内時間を遵守できるよう心がけます
私たちは、診療予約制を取らせていただいております。これは私たちがスムーズに診療を行う目的もありますが、最善の治療計画を組み、効果的に治療を進めるためには事前の準備と十分な治療時間が必要になってきます。患者さんのためにも最良の結果を出せるよう皆様のお時間を守ることによって治療成果を果たせると考えています。
・関わる全ての人に、幸せ溢れる快適な空間を創造します
私たちが大事にしているのは、皆さんの笑顔です。心地よい空間を創り出すことによって少しでもリラックスした気分になって欲しいと思っております。また、患者さん、スタッフはもちろんのこと、歯科技工士さん、業者さんやスタッフの家族の幸せを願っています。
・患者様の立場になって考え、継続的に見守ります
私たちは、一人一人の意見を尊重することを大事にしております。永く歯を健康的に保ち見守るために、常に患者さんのことを大切に思いやる気持ちを持ち、一方的に説明するだけではなく、いかに相手に理解していただけるかを考え、相手の立場に立つことを心がけてています。永くお付き合いを続けていくための信頼関係を構築します。
・患者様に深い愛情を持って接し、お口の健康を守ります
私たちは、ヒトとヒトとの関わり合いを大切にしております。削って詰めておしまいではなく、その人とのお付き合いを大事にしながらお口の健康を守りたいと考えております。当医院のスタッフは、一人一人が深い愛情を持っています。常に皆様のお口の健康を第一に考え行動を行います。
・医療人としての知識・技術の向上及び成長を追求します
私たちは、知識と技術を持ち合わせ患者さん一人一人に合わせたスキルを身につけながら常に探究心をもち成長を追求しています。専門書だけではなく、社会学、行動心理学、経済学、様々な本を読むことにより知識を高め、感想文を書くことや内容をシェアすることによりインプットだけではなく、アウトプットを行なっています。また、各種勉強会に参加することにより新しい歯科医療の知識を手に入れ、患者さんにも常に新しい考えや技術を提供しています。そして、何より大事なのが、新しい知識を入れアウトプットするだけではなく、自分の行なった治療の予防効果を再評価することを重要視しています。自分の行った処置の内容がが正しかったのか、否か。何か問題があり改善の余地があるのかを深く追求することを義務付けています。患者さんの大事な体の一部を預かっている以上、責任感を持ち自分が持てる力を100%発揮できるような状態を心がけております最新の歯科医療の提供を目指し、日々努力を続けて参ります。
・徹底した衛生管理、安全性を提供します
器具の管理は徹底しております。滅菌できないものは使い捨て、オートクレーブやフタラール製剤を用いた滅菌・消毒を心がけております。患者さんだけではなく、スタッフにおける安全対策をとり、全ての人々に安全な歯科医療を提供します。